作家プロフィール

深沢七郎

(ふかざわ しちろう)1914年〈大正3年〉1月29日 - 1987年〈昭和62年〉8月18日、享年73、山梨県出身。小説家、ギタリスト。

少年時代からギター演奏に熱中し、戦時中17回のリサイタルを開く。戦後、日劇ミュージック・ホールに出演したりしていたが、1956年『楢山節考』で、第1回中央公論新人賞を受賞し、土俗の闇に潜む人間感情を抉り出した作風で文壇に影響を与え、その後、本格的に作家生活に入る。『東北の神武たち』『笛吹川』などを発表するが、1960年の『風流夢譚』がテロ事件を誘発し、放浪生活に。埼玉県菖蒲町でラブミー農場を営んだり、今川焼きの店を開いたりしながら『甲州子守唄』『庶民烈伝』などを創作、1979年『みちのくの人形たち』で第17回谷崎潤一郎賞を受賞。

P+D BOOKSの作品

独自の死生観で人生を看破したエッセイ集

人間滅亡の唄

深沢七郎

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「楢山節考」の戯曲を含む名作短篇集

無妙記

深沢七郎

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